■家づくりのきっかけ
幼いころから家族5人で暮らしていた家も、姉妹が結婚して母と2人暮らしになりました。
築40年ほどになる大きな平屋に住んでいましたが、古くなって建付けが悪く、ある日母が転倒して骨折してしまったことがあり、もっと住みやすくて快適な家にしよう、と引っ越しを考え始めました。
なので、最初は新築の家づくりを考えたわけではなかったんです。
漠然と「家を新しくする」と考えたとき、相談相手として真っ先に思い浮かんだのが菱田さんの奥様でした。
実は奥様(以下、静代さん)とは高校時代の同級生で、以前リノベーションした新居に遊びに行かせていただいたことがあったんです。そのときのお家がとってもオシャレで!!
「こんな家に憧れるな」と思っていたことがよみがえって、静代さんに「こういう事情で相談に乗ってほしいんだけど…」と連絡しました。
その後マンション購入や中古住宅購入とリノベーション工事を考えて物件を探し始めましたが、あるとき、良さそうな物件が見つかって概算の見積もりをとってもらっているとき、私たちの要望を盛り込んだリノベーションは意外とコストがかかることが分かりました(笑)
どの方法もアドバイスをもらい、「どれにしてもお金がかかるから、じっくり検討した上で
母も私も住み慣れたこの土地に建て替える」という選択にたどり着きました。
■アトリエヒシダを選んだ決め手
母に「アトリエヒシダさんで建て替えをお願いしようと思う」と伝えると、すぐに「うん、いいよ」という返事が。
母は「仲良しのお宅がアトリエヒシダさんで建てていて、すごくいい家になったと聞いた」というんです。
詳しく聞いてみると、長年お付き合いの子供世帯がアトリエヒシダさんで家を建てて「自分たちの家よりも快適な家になってる」という話を聞いたらしいんですね(笑)
昔からの友人ということを差し引いても安心できる住宅会社さんということで、お任せすることに決めました。
■家づくりのこだわり
こだわりはほどんどなく、「とにかく住みやすい家にしてほしい」と伝えました。
解体する前の家も見てもらって、どんなところが不便だったのか、母のためにどうしたいのかなどを聞いてもらったんじゃないかな…打ち合わせというよりも、暮らしの話をたくさん聞いてもらいました。だから私たちにとって住みやすい家になったんだと思います。
素材や色を決める時も菱田さん2人が「色んな面でこれがいいと思うけど、他にもこんな案があるからご家族で話し合いをしてみてね」といくつかの提案をしてくれて持ち帰っていたのですが、家族で話し合っても最終的に「菱田さんが勧めてくれたものが間違いないよね」という結論に毎回なるので、打ち合わせの回数が増えていくうちに「おまかせします」と答えるように変わっていきました(笑)
でもそれが押しつけではなくて、私たちの様子や生活を見て住みやすい家にするために選んでもらったものなので、嫌な感じもしないしいつも「私たちにピッタリだ!」と思うんです。
特にこのソファは、色選びでは青や緑など様々な候補が上がりましたが、最終的に菱田さんが勧めてくれた赤にして正解でした!今では私と姪のお気に入りです。
提案の中で驚いたのが、障子ですね(笑)
今では笑い話ですけど、言われたときは「純和風住宅でもないのに、障子!?」って思ったんです。
ただ「いや、菱田さんの言うことだから、きっといい提案のはず」と考えて採用したのですが、実際に暮らしてみるとそのすごさがわかりました。
今回採用したものがレース障子というものなのですが、和洋折衷のテイストが家の雰囲気にもマッチしてとてもオシャレなデザインなんです。
外から家の中は見えないのですが、家の中から外の様子は見えるので、誰かお客様が来たときも安心です。
一日の大半を過ごすリビングは、細い線の天井や節の無い床材など、細かなところまでこだわってくださって、私たちが暮らしやすい柔らかな雰囲気になっています。
■暮らしてみての感想
希望通り、住みやすいです!過不足なく、問題なく、不自由なく。
コンパクトな平屋だからこそ掃除もしやすくて、生活動線が一直線で解決できるのも便利で嬉しいです。
玄関はかっこいい階段だったのですが、仮住まいで暮らす母の様子を見た菱田さんが「スロープにした方がいいんじゃないか?」と気遣ってくださって、急遽変更してくれたことがありました。
私は「ぜひお願いします」と返事するだけでしたが、現場では大変だったんじゃないかなぁ…。
今では母も暮らしやすいと言ってくれるので、あのとき変更していただいて本当に良かったです。
■家づくりを検討されている方へ
菱田さんも静代さんも本当にドンピシャの提案をしてくれるんですよね。
無理強いしないのに、会話していくとどんどん家が理想の形になっていくのがわかるんです。
以前ホテルに勤めていたことがあるのですが、アトリエヒシダのお2人はまさにホテルマンやコンシェルジュだなと思いました。
ホテルマンって、お客様の要望に「NO」と言ってはいけないんです。
無理とわかっていても、「かしこまりました。いったん考えます」と答えて、どうにか実現できないかと考えて代替案をお伝えする。断る=お客様を否定することになってしまうから、不快な気持ちにさせないようにするんだと教わりました。
高価な住宅の話なのに、何でこんなに安心して任せられるんだろうって考えたときに「お二人と話していると絶対に「NO」を言われないから安心できるんだなぁ」って思ったんです。
いつも「何とかしてあげよう、喜んでもらおう」という想いで考えてくれていて、ちょっと難しいことを言っても次の打ち合わせのときには代替案を提案してくださるんですね。心地よく話をさせてもらえましたし、希望に応えてくれる安心にも繋がりました。
アトリエヒシダさんは安心安全、きっと「頼んで良かった」と思える間違いない会社です!