「下五井の平屋」-豊橋市-10年点検
2021/10/06
オスモ&エーデル株式会社さんより「土間のある平屋」用の現物カットサンプルを作って頂き、内部木部の塗装色の確認を行いました。
何の種樹材に塗装するかにより発色や風合いは違いますが、光の加減や視点の角度によってもイメージと異なることがあります。
イメージの相違を防ぐため、慎重に確認を行います。
今回は住まい手さんのご要望によりケラバ側は軒ゼロの屋根ですが、外壁、屋根も通気工法の納まりで施工しています。
何気ない通気工法ではありますが、とても重要な役割をしています。
日本の伝統的な住まいは蒸し暑い夏を過ごしやすいように間口が広く、風の通りやすい間取りが多く、
冬は寒いものの、湿気がたまりにくい造りとなっていました。
一方、高気密高断熱住宅は、冷房暖房で適温になった空気を逃しにくく、夏涼しく、冬暖かい環境で過ごしやすいのですが、
同時に湿気もたまりやすい特徴があります。
これを解消すべく通気工法を取り入れ、壁体内や屋根内に発生する内部結露を減らすことができる=建物の耐久性を向上させる仕組みとなっています。
アトリエ ヒシダでは、こうした、単純原理をシンプルに取り入れる造りを大切に考えています。
豊橋市で心地良い木の家をつくる、建築設計事務所 + 工務店
Atelier Hishida/アトリエ ヒシダ
住所:〒441-3147 愛知県豊橋市大岩町字本郷88
電話:0532-43-0068
メール:info@atelier-hishida.com
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