「下五井の平屋」-豊橋市-10年点検
2024/03/09
先日、「集い場のある家」の地盤調査を行いました。
震災が続く昨今、地盤にさらなる安心を求めて、地盤保証も検討が必要と考えます。
住宅建築で軽視しがちな地盤問題。
強度と価格ばかり重視した地盤改良は、以下のようなしこりを残しています。
資産価値の低下:土壌汚染が発見されれば、資産価値から浄化費用や埋設物の撤去費用を差し引かれます。地盤改良工事で最も多く採用されているセメント柱状改良杭・セメント混合表層改良や鋼管杭も産業廃棄物として扱われることから
環境問題:セメントを使用した地盤改良は、人の健康や自然環境に悪影響を及ぼす。「六価クロム」が発生する可能性があると言われています。2003年に土壌汚染対策法が施行され、土地の所有者は汚染物質が発生した場合、浄化義務を負うことになります。
この様な理由から、地盤の強さだけでなく、土壌の環境汚染の心配のない安全な環境保全型地盤保証をご提供しています。地震大国の日本では、地盤改良を行えば安全という認識でなく、地盤改良の強度はもちろん、質やSDGSにつながる問題にももっと目を向けられるべきだと考えて
います。
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